prototype.js > prototype.jsの特徴
2007年01月24日
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1.5.0
抽象的な特徴
prototype.jsは最も有名なJavascriptライブラリの一つ。
その特徴は、あくまで既存のJavascriptの拡張。すぐに動的なページ(アニメーションやD&D・エフェクト等)を作れるサイズの大きいライブラリが多い中、prototype.jsでは既存のJavascriptを拡張し、いかにシンプルに、いかに便利に使えるか追求しています。ソースは1日で読破できる程度のボリュームになっています。
prototype.jsは他のJavascriptライブラリの基盤として利用されることが多く、動的なページを作成する為の有名なライブラリscript.aculo.usもその一つです(prototype.jsとscript.aculo.usの併用はよく利用されます)。
最近では、あの「GUCCI」がprototype.js(+script.aculo.us?)を採用した事で話題になりました。
具体的な特徴
【メリット】
・オブジェクト指向では馴染みの深いクラスベースで記述できる。
・$関数、Function.bind関数など使い勝手抜群の関数がある。
・現状のオブジェクトを拡張している為、分かりやすくシンプルである。
・もちろんAjaxアクセス用のクラスもある。
・ソースを読めばかなりjavascriptの勉強になる(プロトタイプベース言語、クロージャ等)。
【デメリット】
・現状のオブジェクトを拡張している為、今まで通りの記述をしていても予期せぬ挙動をする場合がある。
・単独では便利なライブラリでしかなく、エフェクト等の効果を実装する場合は自作あるいは他ライブラリと併用する必要がある。
まとめ
大手企業を含めAjaxフレームワークが鬼のように作られ・出回る昨今、Ajaxとしてはもちろん、単純にJavascriptの拡張としても優秀な為、依然prototype.jsの人気は健在です。Javascriptをこよなく愛する人向けのライブラリです。
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トラックバック時刻: 2008年12月15日 00:24